重要なローソク足の形状
ローソク足の組み合わせパターンによるエントリー戦略
今回は、ローソク足について詳しく解説していくぞ。
バイナリーオプションの取引をするとき、多くの方はローソク足を見ながらエントリーします。
しかし、初心者にとってローソク足は単なる記号にしか見えず、基本的な見方が分からいため、バイナリーオプションでの使い方が不明ですよね。
ローソク足は単純な見た目ですが、実に多くの情報をくみ取ることができる最強ツールなんです。
ローソク足分析は難しいように見えて、実は組み合わせパターンさえ覚えてしまえば、初心者でも勝ち方を見出せますよ!
この記事では、ローソク足の基本と組み合わせパターンを使った相場の読み方について解説します。
バイナリーオプションを攻略するのに必要なローソク足の基礎知識を覚えて、勝率の高いエントリーポイントを見つけていきましょう!
バイナリーオプションのローソク足とは
ローソク足とは、バイナリーオプションだけではなく、為替や株価の値動きをローソクの形であらわしたグラフです。
江戸時代の米相場で天才相場師と呼ばれた本間宗久(ほんまそうきゅう)氏が発明した相場の値動きを表すチャートの一つ。
ローソク足は、1本で買い手と売り手の力関係や投資家心理があらわれていて、様々な場面において取引の成功率をあげてくれるヒントが隠れています。
ローソク足が表す意味を理解することで、相場の値動きを深く読み解くことができるため、バイナリーオプション攻略に必要不可欠な情報です。
ローソク足の基礎構成
ローソク足は、値動きの最初につけた「始値(はじめね)」、時間内の「高値」と「安値」、最後につけた「終値(おわりね)」を1本の足で表したもので、この4つの価格帯を「四本値(よんほんね)」と呼びます。
ローソク足の種類(期間)は、1分足、5分足、15分足、1時間足(じかんあし)、4時間足、日足(にちあし)、週足、月足が一般的で、自分のトレードスタイルに応じた期間のローソク足を選ぶのが定番。
ローソク足(四本値)の基本的な見方
ローソク足は、1本形成される過程を見ることで買い勢力と売り勢力後から関係がわかります。
戦略を立てる際は、ローソク足がどのように形成されたか、その背景を考えれば相場の動向が見えてきます。
相場分析に使えるチャートはローソク足の他にもありますが、ローソク足は過去の値動きを網羅しているため、他のチャートよりも確実に優れています。
始値と終値
始値とは、初めについた価格のことで1分足であれば1分丁度、1時間足であれば1時間丁度で成立した価格を指します。
終値は始値の逆で、期間中の終わりに成立した価格です。
始値と終値の間の太い塗りつぶし線は「実体(胴体)」といいます。
高値・安値
高値は期間中の最高値、安値は最安値を指し、実体からはみ出た部分はヒゲと呼ばれる上下に伸びた1本線で表示されます。
また、上に伸びたヒゲを上ヒゲ、下に伸びたヒゲを下ヒゲと呼び、値動き自体を重視する欧米のプライスアクションではヒゲが示す高値・安値に重きをおいています。
陰線・陽線
ローソク足は、始値より終値が高ければ「陽線」、低ければ「陰線」として表示されます。
上昇トレンド時は陽線が多く、下降トレンド時は陰線が多く出ることがローソク足の特徴です。
重要なローソク足の形状
ローソク足は、形状が何を意味するのかを理解することが大切ですので、代表的なローソク足の形状について必ず覚えましょう。
小陽線・少陰線(コマ)
陽 線のうち実体部分が短いものを小陽線、陰線の場合は少陰線と呼び、値動きが小さい相場でよく出現します。
大陽線・大陰線
実 体部分が長く上ヒゲ・下ヒゲの短い陽線を大陽線、陰線を大陰線と言います。
太陽線が出現すると買いの勢いが強いことを意味しますが、大陽線・大陰線は出現する場所によって値動きが変わることもありますので注意が必要です。
上影陽線・上影陰線
陽 線や陰線の中で上ヒゲが長いものを上影陽線・上影陰線と言います。
上影陽線・上影陰線が出現すると、上昇から下降へと値動きが変わる可能性があります。
また、下ヒゲがなく長い上ヒゲがあるものを「トンカチ」と言います。
下影陽線・下影陰線
陽 線や陰線の中で下ヒゲが長いものを下影陽線・下影陰線と言い、出現すると下降から上昇へと値動きが変わる可能性があります。
また、上ヒゲがなく下ヒゲが実体の3倍以上あるものを「カラカサ」と言います。
十字線(寄引同時線)
実体がなく上下のヒゲが長く伸びた十文字の形をした「寄せ線」、寄せ線より上下のヒゲが短い「十字線」、四本値が全て同じの「一本線」、下ヒゲだけが伸びた「トンカチ」、上ヒゲだけが伸びた「トウバ(塔婆)」など、寄引同時線は数種類あります。
寄引同時線は実体がないことが特徴で、寄引同時線が出現すると買い手と売り手の力関係が拮抗している状態と判断できます。
出典:幻冬舎ゴールドオンライン
酒田五法でその後の戦略を立てる
ローソク足1本で判断するのではなく、江戸時代に発明された「酒田五法」の基本形を見ることで相場状況がわかりやすくなります。
出典:外為オンライン
酒田五法は、ローソク足の組み合わせパターンから相場の加速や転換点を予測するために「三山」「三川」「三空」「三兵」「三法」の5つの基本形が用いられます。
三山(三尊天井)
天井圏などで同じ高値を3回つける動きを三川といい、同じ高値に3回挑戦したが突破できなかったことから、その後の下落を暗示する動きです。
さらに、三山のうち中央の山が高い形状は三尊天井(さんぞんてんじょう)といい、上昇トレンドの終盤に現れることが多いため三山より強い転換シグナルとなります。
三川(逆三尊)
三川は大底圏で同じ安値を3回つけると反転上昇のシグナルになります。
また、三川のうち中央の山が低い形状は逆三尊(ぎゃくさんぞん)といい、底打ちの反転上昇のシグナルになります。
三空
三空は、3本のローソク足の間に間隔がある(窓開け)ことが特徴で、トレンド加速を暗示するシグナルです。
三空が陽線の場合は「三空踏み上げ」、陰線の場合は「三空叩き込み」と言います。
三兵
大底圏で陽線が3本続けば(赤三兵)上昇加速のシグナル、天井圏で陰線が3本続けば(黒三兵・三羽鳥)下落加速のシグナルです。
三法
三法は相場急変動から反対方向に大きく戻され、再び急変動する動きです。
三法は実戦によく出てくるシグナルとして知られていますので必ず覚えましょう。
まとめ
ローソク足1本の基本を理解する
重要なローソク足の形状を覚える
基本を理解したうえでローソク足の組み合わせパターンを覚える
この記事では、ローソク足の基本と組み合わせパターンを使った相場の読み方について解説しました。
ローソク足はチャート分析の基本であり、世界中の投資家が意識する指標です。
ローソク足の正しい見方と使い方を理解して分析に活用することで必ず強い味方になってくれます。
ただし、ローソク足を勉強するときは、各通貨ペアの値動きの特徴を覚えることも大切です。
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