移動平均線の実践的な使い方
移動平均線で超重要なある法則の活用法
今回は、移動平均線について詳しく解説していくぞ。
バイナリーオプションで移動平均線はプロの投資家も注目している指標(エントリーの目印)ですのでチャート分析をする際の強い味方になってくれます。
ただし、バイナリーオプションを初めたばかりの方の中には移動平均線の使い方がいまいちわからず、せっかくのチャンスを利益にできていないという方も多いのではないでしょうか?
移動平均線の使い方はいたってシンプルで、投資初心者の方でも正しい使い方をマスターすれば確実に利益を出せます!
移動平均線とは
移動平均線とは、一定期間の終値(おわりね)の平均値をつなぎ合わせた線。
正式名称はムービングアベレージ(moving average)で、略してmaとも呼ばれています。
移動平均線の計算方法は以下の通り。
当日の終値+1日前の終値+2日前の終値+3日前の終値+4日前の終値÷5
移動平均線の計算式を見てもわかる通り、移動平均線で最も重視されているのは終値です。
上にあるときは過去5日の間に買っている人
儲かる→価格が移動平均線よりも下にあるとき、過去5日の間に売っている人
儲かる→価格が移動平均線よりも上にあるときは過去5日の間に売っている人
損してる→価格が移動平均線よりも下にあるとき、過去5日の間に買っている人
損してる→価格が移動平均線よりも移動平均線を表示するうえで、現在価格が移動平均線より上か下かは必ず意識するポイントです。
移動平均線は設定期間に対する相場全体の売買の平均コストを表したものと覚えておきましょう。
移動平均線の種類と特徴
移動平均線には、平均値の計算方法が違う以下の3つの種類があります。
単純移動平均(smaまたはma)
指数平滑移動平均(ema)
加重移動平均(wma)
そして、それぞれに特徴があるため解説していきます。
単純移動平均線(smaまたはma)
期間中の終値を単純に割って計算したものが単純移動平均線です。
単純移動平均線の特徴は、期間中の一番古い終値も新しい終値も単純に足して平均値を出すため、直近の値動きに対する反応が遅いという点。
反応が遅いという欠点のある単純移動平均線ですが、サインが遅い分だましにあいにくいというメリットがあります。
だましとは、テクニカル分析で売買サインが出たものの、相場はそのサインとは全く逆方向に動いていくこと。
指数平滑移動平均線(ema)
単純移動平均線の欠点を改良したのが指数平滑移動平均線です。
直近の終値に2倍の比重をかけることで直近の値動きにより敏感に反応するように作られています。
当日の平均値を算出する際に前日の平均値を用いるため、単純移動平均線よりもサインが早いメリットがあります。
加重移動平均線(wma)
加重移動平均線は、現在レートに近い終値の比重を指数平滑移動平均線以上に重視したものです。
加重移動平均線は最新の値動きをいち早く捉えることができますが、直近の値動きの影響が強すぎるためだましも多いというデメリットがあります。
短期・中期・長期の移動平均線を表示させてトレンドを把握
相場には、上昇トレンド、下降トレンド、レンジ(横ばいトレンド)といった3つのトレンドがあります。
期間の異なる3本の移動平均線を表示させればトレンドを把握しやすくなるでしょう。
短期線、中期線、長期線の並びが整っている場面では、エリアで捉えて戦略を立てれば勝率が上がります。
例えば、短期線<中期線<長期線の並びなら買いのみを狙い、反対の並びなら売りのみを狙う手法(トレンドの方向に沿った取引を順張りと言います)です。
相場の世界では、短期線、中期線、長期線の並びが整っている状態を「パーフェクトオーダー」と言います。
バイナリーオプション初心者の方は、パーフェクトオーダーに従った順張り(トレンド方向に沿ったエントリー)を徹底するだけでも成績は向上するでしょう。
移動平均線の期間設定について
移動平均線の期間は任意で設定できます。
短期の20※(あるいは25)
中期の75
長期の200
基本的にはこの3つの期間が使われることが多いです。
設定されている理由として、20日は金融機関の営業日の約1か月、75日は約3か月、200日は約1年に相当するため、期間的な平均値を見るには最適な数値だからです。
移動平均線の期間は数字が大きくなるほど(大局になるほど)重要とされており、意識する移動平均線の期間によってシナリオの立て方が変わってきます。
中期線=数十分から数時間で決済
長期線=数日から数週間で決済
移動平均線同士のクロスは鉄板ではない
短期線と中期線の2本の移動平均線を使った手法の中でも、ライン同士がクロスするタイミングを狙った手法は有名です。
しかし、移動平均線のクロスが発生したという根拠だけでゴールデンクロスで買い、デットクロスで売りを仕掛けても勝てるわけではありません。
ゴールデンクロス:短期線が長期線を下から上に抜くこと
デッドクロス:短期線が長期線を上から下に割ること
それまでのトレンドとは逆方向を狙うときは、トレンド転換を示唆するチャート形状が完成する必要がありますので注意が必要です。
※チャート形状:値動き全体が作る形状のことで、フォーメーションやチャートパターンとも言う。
グランビルの法則
移動平均線を使うときに重要なのは期間設定よりも、グランビルの法則を取り入れることです。
グランビルの法則
価格と移動平均線の乖離や傾きから未来の値動きを予測する考えで、移動平均線を使ったチャート分析で最もポピュラーな法則。
さらに、グランビルの法則には移動平均線を使った手法の中でもエントリーポイントが明確という大きなメリットがあります。
「グランビルの法則の図」
出典:oandaラボ
1から4までは買い、5から8までは売りを狙うのがグランビルの法則です。
買い
①移動平均線が横ばいか右肩上がりで推移しているところを現在値が上に突き抜けたとき
②右肩上がりの移動平均線を現在値が一時的に下抜けた後上昇に転じたとき
③上向きの移動平均線近くまで現在値が下落し、移動平均線に支えられるように再び上昇したとき
④下向きの移動平均線から現在値が大きく離れたとき
売り
⑤移動平均線が横ばいか右肩下がりで推移しているところを現在値が下に突き抜けたとき
⑥右肩下がりの移動平均線を現在値が一時的に上抜けた後下落に転じたとき
⑦下向きの移動平均線近くまで現在値が上昇し、移動平均線に押さえられるように再び下落したとき
⑧上向きの移動平均線から現在値が大きく離れたとき
ただし、グランビルの法則の実践的な使い方は1から3の買いと5から7の売りのみを狙います。
というのも4と8は移動平均線から乖離したところの戻しを狙うので、逆張り(トレンド方向とは逆のポジションを持つこと)になってしまうからです。
バイナリーオプションで勝つためには業者選びも大切
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業者選びは、信頼性の高さやサポート体制が整っている点も、もちろん大切です。
しかし、「稼ぎやすさ」を重視することもかなり重要!
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まとめ
サインが遅い指数平滑移動平均線を使うとだましが少ない。
移動平均線がクロスしただけでエントリーしてはいけない。
移動平均線を使った手法にはグランビルの法則の考えを取り入れる。
移動平均線はシンプルな見た目からは想像できないほどの威力を発揮します。
「チャート分析は移動平均線に始まり、移動平均線に終わる」という相場格言があるように、バイナリーオプションは移動平均線をマスターするだけで勝ちやすくなるでしょう!
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