ストキャスティクスを使った鉄板手法
ストキャスティクスのダイバージェンスの回避方法
今回は、ストキャスティクスついて詳しく解説していくぞ。
買われすぎや売られすぎがひと目で分かるストキャスティクスはバイナリーオプションでも特に人気の指標です。
しかし、バイナリーオプションでストキャスティクスを使っているけど「いまいち成果が出ない」という方も多いのではないでしょうか?
ストキャスティクスはだまし(テクニカル分析で売買サインが出たものの、相場はそのサインとは全く逆方向に動いていくこと)が多いため、サインに従ってエントリーしも負けたという失敗も多いのも事実です。
この記事では、バイナリーオプションでストキャスティクスの実践的な使い方に重点を置いています。
ストキャスティクスの基本的な使い方や鉄板手法、ダイバージェンスの対処法について投資初心者にもわかりやすく解説していきますよ!
ストキャスティクスとは
ストキャスティクとは、米国のテクニカル分析(将来の値動きを予測する)家のジョージ・レーン氏が開発したテクニカル指標(テクニカル分析で使う目印)で、正式名称はstochastic oscillatorです。
テクニカル指標は2種類あります。
トレンド系の指標→トレンドを判断する指標
オシレーター系の指標→買われすぎ・売られすぎを判断する指標
ストキャスティクスはオシレーター系の指標に分類されており、市場の売られすぎや買われ過ぎを2本のラインを使って0%から100%で表します。
ストキャスティクスの計算式
ストキャスティクスは値動きに応じて%k(パーセントケイ)と%d(パーセントディー)あるいは%ds(パーセントディーエス)という数値を算出します。
%d=%kのy日間の平均値
%ds=%dのz日間の平均値
※デフォルトではx(5)、y(3)、z(3)
なお、ストキャスティクスには%kと%dを使ったファスト・ストキャスティクスと%dとスロー%を使ったスロー・ストキャスティクスがあり、現在の主流はスロー・ストキャスティクスですが計算式を含め覚える必要はありません。
ストキャスティクスの基本的な分析方法
ストキャスティクスの基本的な使い方は、上のライン80%と下のライン20%の2本のライン(専門用語で閾値(しきい値)と言う)で買われすぎ・売られすぎを判断します。
ストキャスティクスを使って分析するときはラインを基準にするのではなく2本のラインが推移するゾーンで捉えるとわかりやすいです。
ただし、ストキャスティクスで買われすぎや売られすぎのサインが出たからといってすぐに逆張りのサインではありませんので注意が必要です。
※逆張り:マーケットの流れに逆らった売買
順張り:マーケットの流れに沿った売買
相場の特性
買われているものは買われ続ける。
売られているものは売られ続ける。
動かないものは動かない。
買われすぎ・売られすぎゾーンに来たら、そろそろ反発するかもと「反転を疑う」のが正解です。
ストキャスティクスを使った高勝率な売買戦略
ストキャスティクスは逆張りで臨む場合に利用されることが多いですが、順張りや利益確定にも使えます。
ストキャスティクスの基本的なエントリールール
ストキャスティクスをはじめ各指標にはある程度の基本的なエントリールールが設定されています。
ストキャスティクスの基本ルール
買い=20%ラインを下から上へ突き抜けた場合。
売り=80%ラインを上から下へ突き抜けた場合。
買い戻し=売りポジション保有時に買われすぎゾーンに入った場合。
転売する=買いポジション保有時に売られすぎゾーンに入った場合
ストキャスティクスは利益確定にも使われている
ストキャスティクスは、80%を超えて買われすぎゾーンに入ったら買いポジション(通貨を保有している状態)の利益確定。
20%を割って売られすぎゾーンに入ったら売りポジションの利益確定というように「利益確定」で使われます。
利益確定とは保有中のポジションとは反対の注文を出すことを意味します。
注文がたくさん入っているポイントは大きく動きますので、逆張りを仕掛けるポイントとしても意識されています。
ただし、新規で注文を入れてくる投資家がたくさん現れないとレートは伸びません。
ストキャスティクスは逆張り思考の強い指標のため、エントリー後どちらに伸びやすいかを意識しておくことが大切です。
ストキャスティクスの2本のラインを使った鉄板手法
短期と長期の移動平均線のクロスと同じく、ストキャスティクスの2本のラインのクロスは強い売買シグナルとされています。
テクニカル分析において短期線と長期線のクロスは鉄板エントリーポイントして幅広く知られていますが使い方はどの指標でも同じです。
売りサイン:デッドクロス(%dが%kを上から下に突き抜く)
ストキャスティクスのだましを回避する方法
ストキャスティクスの最大の弱点はだましが多いことです。
ストキャスティクスはその性質上、レートが大きく動いた後に値動きが小さくなると頻繁にラインがクロスし、だましが多く発生します。
ストキャスティクスを使って勝つには、だましをいかに回避できるかがカギを握っています。
値動きが小さく相場に方向感がない時期はストキャスティクスのエントリーサインだけに頼るのは危険です。
トレンド(相場の方向性)がはっきり出ているときに限定してストキャスティクスを活用すると勝率アップにつながります。
ストキャスティクスでダイバージェンスが発生した場合の対処法
ストキャスティクスのダイバージェンス(逆行現象)は、マーケットが高値を更新しているのにストキャスティクスの山の高さは更新していない。
もしくは、マーケットが安値を更新しているのにストキャスティクスの谷の深さは更新していない状態を指します。
ダイバージェンスは反転のサインとして知られていますが、プロはダイバージェンスを利益確定のポイントとして使います。
利益確定注文が多く入っている場合、反対に進む可能性が高く、バイナリーオプションではチャンスの場。
次の投資家心理を利用して戦略を立てるようにしましょう。
買い戻す=下降トレンド中にダイバージェンスが発生したら売り持ちのポジションを利益確定
さらに、FXや株はダイバージェンスが発生した場合、新規でトレンド方向のポジションを作らないことが基本となり、反転する要因のひとつとなっています。
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まとめ
この記事では、バイナリーオプションでストキャスティクスの基本的な使い方や実践的な手法、だましの回避法について解説しました。
ストキャスティクスはゾーンで捉える
ストキャスティクスの2本のラインのクロスを活用する
ストキャスティクスのダイバージェンスは逆張りのサインではない
ストキャスティクスは正しい使い方さえわかればチャート分析の強い味方。
ストキャスティクスをベースに明確なルールを作り上げればバイナリーオプションを攻略できるでしょう。
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