今回は、バイナリーオプションの掛け金について詳しく解説していくぞ。
バイナリーオプション取引では、掛け金はトレーダーが自由に決められますが、1回の取引でどのくらい掛け金を投入すべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
軍資金として必要な元手は5万円から?10万円から?
結論、これからバイナリーオプションを始めるのであれば1万円からのスタートで十分です。
一攫千金を狙って掛け金を多く設定するのは初心者にはかなりリスクが高いため、始めは少ない掛け金から取り組み、コツコツと勝率を上げていきましょう。
本記事を読めばバイナリーオプションでの掛け金の目安が分かり、効果的な資金管理の方法が理解できます。
バイナリーオプションにおける掛け金
バイナリーオプション(BO)は特定の時間に為替レートが上がる(High)か下がる(Low)かを予想する取引のこと。
予想が当たれば掛け金の約2倍の配当がもらえて、負けたら掛け金をすべて失うため、ギャンブルと勘違いして、運任せの取引を繰り返す人が多いのも特徴です。
しかし、バイナリーオプションは為替相場を予想する必要があるため、チャート分析がかなり重要。
勘頼りのギャンブル的な取引だと当然勝てませんし、偶然に勝ちが続いて掛け金をどんどん増やしたとしても、勝った根拠が分からずに取引を続けていれば、いずれ破産するでしょう。
負けた分を取り返そうとして、掛け金を増やすのも危険ですし、感情的な取引よりも淡々とマイルールに従って地道に取引を繰り返すことが大事。
掛け金の最低&最大金額はバイナリーオプション業者ごとに異なります。
海外バイナリーオプション業者の中で人気の高いハイローオーストラリアは1取引あたりの最低掛け金は1,000円で、最大掛け金は20万円。
バイナリーオプションの掛け金は5%が理想と言われていますが、バイナリーオプション初心者は5%ルールは無視してかまいません。
例えば、手元の軍資金が10万円あるとして、1回の取引につき5%にあたる5,000円って金額が大きいですよね?
1回の取引で5,000円使うよりも、最低金額の1,000円(ハイローオーストラリアの場合)で5回取引して5回分のデータを取る方がはるかに有効です。
一般的な資金の5%ルールは中級者向けの掛け金額と思い、初心者はまずは最低金額から取引をはじめましょう。
掛け金のマイルールを決めることは超重要
バイナリーオプション取引では、エントリーごとにトレーダーが掛け金を決めることができます。
例えば、海外バイナリーオプション業者で人気の高いハイローオーストラリアは、エントリー1回あたり1,000円から。
従って、エントリーにあたっては、1回あたりの掛け金を決めるか、そのときのフィーリングで掛け金を決めるかのどちらかで取引することになるでしょう。
当然、掛け金を決めてエントリーする方が望ましいのですが、その理由を考えてみます。
資金管理の精度を上げられる
バイナリーオプションで収益を確保するために、目標の収益額や勝率を設定している方は多いでしょう。
予想が当たったときのペイアウト率は取引の種類で決まっているので、必然的に1回あたりの掛け金は決まるはずです。
このように、収支計画をカッチリ決めることで精度の高い資金管理が可能となり、いつのまにか多額の損失が出ていたなどという失敗は減ります。
無計画なエントリーはギャンブルと同じ
負けが続いていると、何とか損失を取り返そうと掛け金を上げて大きな勝負に出たり、やけになって資金を全部投入したり、予定外のマーチンゲールに走ったりといった行動に出てしまうトレーダーがいます。
そのようなエントリーはギャンブルと全く同じで、運よく勝てることがあるかもしれませんが、コンスタントに収益を上げるのは難しいでしょう。
もし思い切った勝負をしたいのであれば、目標の収益を上回ったときに、余剰資金を使って勝負するべきです。
バイナリーオプションはギャンブルではなく投資なので、計画的なエントリーを心がけましょう。
あなたに最適な掛け金の設定手順
掛け金を決めない無計画なエントリーはギャンブルと同じなので、エントリー1回あたりの掛け金を事前に決めておく必要があります。
では、その掛け金はいくらに設定すべきでしょうか。
STEP①最低取引額から始めて取引回数を増やす
バイナリーオプションの経験が浅いトレーダーは、最低取引額から始めるのがおすすめです。
ハイローオーストラリアの場合、最低取引額は1,000円。
刻一刻と変わるチャートを監視しつつ、自分が決めたエントリーポイントを見つけたら迷うことなくエントリー。
慣れないうちはスムーズにエントリーするのは意外と難しく、予想が外れて掛け金がすべて無駄になるのも、取引に慣れるまではプレッシャーに感じます。
従って、金銭的、心理的ダメージを最小限に抑えるため、取引に慣れるまでは最低取引額でエントリーし、取引回数を増やして経験値を上げるのがよいでしょう。
まずは、いきなり収益を出すことを目指すのではなく、取引に慣れて勝率を安定させることに注力し、勝率が安定してきたら掛け金を上げて収益拡大を狙ってください。
早くバイナリーオプション取引に慣れたいのであれば、バイナリーオプションの業者で有名なハイローオーストラリアのデモ取引がおすすめです。
デモ取引であれば、資金を使うことなく何回でもバイナリーオプション取引ができます。
デモ取引で存分に経験値を積み、勝率を安定させるコツをつかむとよいでしょう。
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掛け金の引き上げのタイミング
掛け金の引き上げのタイミングは、安定した勝率で勝てるようになってからと述べましたが、どの程度の勝率をキープできればよいのでしょうか。
それは、損益分岐点がポイントとなりますが、掛け金を固定して同一の取引を繰り返すとしたとき、損益分岐点はペイアウト率に左右されます。
例えば、ペイアウト率1.85倍の取引であれば、損益分岐点は約54.1%となります。
具体的な損益分岐点は(100÷ペイアウト率)で算出できるので、必要な方は各自で計算してみてください。
損益分岐点に近い勝率だと、損失は出ないものの収益も出ませんので、60%くらいの勝率で勝てるようになったときが、掛け金を上げる一つの目安になるでしょう。
掛け金の上限をいくらに設定すればよいか
さて、安定した勝率を出せるようになって掛け金の引き上げを検討する場合、上限をいくらにすべきか悩ましいと思います。
掛け金を上げるほど勝ったときのリターンは大きくなりますが、当然負けたときの損失も大きくなるので、掛け金の引き上げは諸刃の剣と言えるでしょう。
よく言われるのは、エントリー1回あたりの掛け金の上限は予算総額の5%程度に設定することです。
5%であれば、負け続けても20回は取引できることになり、一気に投資資金を失うことを避けられます。
くどいようですが、バイナリーオプションはギャンブルではありません。
一度に大金を投入して大勝ちを狙うのではなく、リスクを抑えて少額の掛け金で地道に勝ちを重ね、まずは1日5万円程度の勝ちを目指して、少しずつ資産を増やす取引を意識してください。
バイナリーオプションにおける複利運用の活用
投資をしていると、「複利」という言葉をよく聞きませんか。
20世紀最大の物理学者の一人であるアインシュタインに、「人類最大の発明」と言わしめたことでも有名です。
この複利の考え方を、バイナリーオプション取引に組み込んで資金を効率的に増やす考え方もあります。
先ほど、事前に掛け金を決めて計画的にエントリーすることが重要と述べましたが、掛け金を一定にするのではなく、複利の考えを盛り込んで決めるのも有効です。
複利とは
「複利」とは得られた収益を元本に組み入れて収益をさらに増やすことです。
一方、複利の対義語に「単利」がありますが、これは得られた収益を元本に組み入れず、最初の元本部分に対してのみで収益を増やすことを指します。
複利運用のメリット
複利運用の最大のメリットは、利益の増えるスピードが加速する点です。
それでは、元本に収益を組み入れてより多く収益を増やす複利の考え方を、バイナリーオプション取引で生かすには、どうすればよいでしょうか。
これは、掛け金を一定にするのではなく、得られた収益を次の取引の掛け金に組み込むことで実現できます。
ペイアウト率を2倍とした具体例で確認してみましょう。
単利運用 | 複利運用 | |||
取引額 | 確定金額 | 取引額 | 確定金額 | |
1回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
2回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,100円 | 2,200円 |
3回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,210円 | 2,420円 |
4回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,331円 | 2,662円 |
5回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,464円 | 2,928円 |
6回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,610円 | 3,220円 |
7回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,742円 | 3,484円 |
8回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,916円 | 3,833円 |
9回目 | 1,000円 | 2,000円 | 2,108円 | 4,216円 |
10回目 | 1,000円 | 2,000円 | 2,319円 | 4,638円 |
計 | 10,000円 | 20,000円 | 15800円 | 31,601円 |
利益 | 10,000円 | 15,801円 |
利益の一部を掛け金に回すことで、単利の利益10,000円より複利運用の方が大きな利益を生み出すことが分かります。
この例の場合では、10回目の取引が終わった時点で、単利運用に比べて複利運用は約1.6倍の利益を稼ぎ出せます。
このように、利益を生み出すスピードがとても早いのが、複利運用のメリットです。
もちろん、具体例のように10回続けて勝つという仮定が楽観的すぎますが、仮に途中で負けたとしても、利益をすべてつぎ込んでいるわけではないので、資金が手元に残ります。
複利運用のポイントは、上乗せ分はもともとの手元資金に手をつけていないので、負けてもそれほど悲観的になる必要がないことです。
複利運用を生かすためのポイント
では、複利運用を生かすためのポイントを見てみましょう。
1) 長期的な視点を維持する
どんな投資でも同じですが、長期的に利益を出すという考え方を持ち続ける必要があります。
短期的な視点のみですと、掛け金を上げて一気に利益を稼ごうと短絡的な考えに陥り、損失を拡大させがちです。
単利運用にしろ複利運用にしろ、長期的な利益計画を立ててそれに合わせてエントリー金額や方法を決めるようにし、目先の利益や損失に気を取られないようにしてください。
2) 掛け金を上げすぎない
利益の一部を掛け金に上乗せするので、連続して勝つと掛け金もどんどん増えていきます。
複利効果で利益を稼ぎたい気持ちは分かりますが、自分で決めた掛け金の上限は上回らないようにしてください。
掛け金の上限を予算総額の5%に決めたのであれば、そのルールを守るべきです。
勝ちが続くと掛け金を上げたくなる気持ちはよく分かりますが、常に資金管理を意識してエントリーしましょう。
3) 一日の取引回数の上限を決めておく
複利運用に限りませんが、一日の取引回数の上限を決めておくと、負けが続いたときに熱くなって損失を広げることを防げます。
バイナリーオプション取引の敵は、自分自身の感情です。
負けが続いたときはその日のうちに損失を取り戻そうとするのではなく、気持ちを落ち着けて新たな気持ちで取引に臨むためにも、自分で決めた取引回数以上の取引はやめましょう。
まとめ
取引に不慣れなうちは掛け金は最低取引額に設定し、徐々に引き上げましょう。
複利運用の考え方を適用すると、効率的に利益を増やせます。
バイナリーオプション取引で目標の利益を確保するためには、エントリー時の掛け金がとても重要です。
取引を始める前に1回あたりの掛け金や1日の掛け金の上限を決めておくことで、計画的な資金管理が可能となります。
バイナリーオプションの最大の敵は自らの感情と言えるので、感情に左右されずに取引をするためにも、掛け金の管理を常に意識してください。
掛け金の妥当性を確認したいのであれば、ハイローオーストラリアのデモ取引で体験してみることをおすすめします。
デモ取引であれば何度でもトライアルできるので、掛け金をいろいろ変化させて利益の大きさをシミュレーションしてみるのもよいでしょう。
1万円を元手にどれだけ利益を上げられるか、1万円チャレンジも無料でできるのでまずはデモ取引で遊んでみてください。
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ハイローオーストラリアは簡単に稼げるので、始めるか悩んでいる。
ネット上の口コミを見ると、投資を始めるかとても不安になりますよね。
筆者から言えるのは、「まずは少額の余剰資金で経験してみよう!」
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