今回は、初心者がハイロー攻略するのに効果的と言われている仲値ゴトー日手法について詳しく解説していくぞ。
ハイローオーストラリアやFXの攻略法としてよく紹介される、仲値ゴトー日手法。
ゴトー日の仲値に狙いを絞った手法で、ハイローオーストラリア初心者でも勝率を挙げるために有効かつ儲かると言われていますが、果たして本当でしょうか。
実際、仲値ゴトー日手法で取引したのに勝てなかったという意見も耳にします。
そこで今回は、ハイローオーストラリアに有効とされる仲値ゴトー日のエントリー方法を他のサイトよりもさらに絞り込んで詳しく説明します。
本当に高確率で勝てるのか、検証結果をもとに解説。
5と10が付く日にエントリーすれば勝てるといった簡単な攻略法ではないため、仲値ゴトー日手法の性質をよく理解し、ご自身の取引に生かせそうか検討してみましょう!
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ハイローオーストラリアの仲値ゴトー日とは?
ハイローオーストラリアにおける仲値ゴトー日の効果的な手法を紹介する前に、【仲値】や【ゴトー日】について解説していきます。
仲値とは
仲値(なかね)とは、銀行などの国内の金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートです。
TTS(対顧客電信売相場)とTTB(対顧客電信買相場)の平均値で算出され、TTM(対顧客電信仲値相場)とも言います。
TTS:対顧客電信売相場のことでTelegraphic Transfer Selling rateの略
TTB:対顧客電信買相場のことでTelegraphic Transfer Buying rateの略
TTM:対顧客電信仲値相場のことでTelegraphic Transfer Middle rateの略
為替レートはリアルタイムで変動しますが、FXのトレーダーと違って、両替や貿易などの実務においては、常に為替レートが変化していると公平な取引が不可能です。
そこで、さまざまな取引で適用されるその日の為替レートを固定する必要が出てくるのですが、その固定された為替レートが仲値に該当します。
仲値は、三菱UFJ銀行が平日の午前9時55分に決定し、午前10時に他の金融機関に公示されます。
仲値が決定したら、その日に適用する為替レートとして、金融機関や企業が仲値を使ってさまざまな取引を行うのです。
仲値ゴトー日手法とは、仲値に注目したハイローオーストラリアの攻略法。
ゴトー日とは
ゴトー日とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように、5と10のつく平日を指します。
ゴトウ日、ゴト日と呼ぶこともあります。ゴトー日が土日祝日に当たる場合は、前日(日曜日の場合は前々日)に前倒しされるので注意してください。
グローバル化が進んでいることもあり、多くの国内企業が海外企業と取引をしています。
ゴトー日は企業の決済日であることが多く、その結果、海外の取引先への支払いも多くなるのです。
決済でドルを必要とする企業は円を売ってドルを買う必要があるため、ゴトー日にはドルの需要が高まる傾向があります。
ゴトー日が勝率が高いと言われる理由
ハイローオーストラリアは一定時間後に為替が上昇するか下降するかを予測する取引です。
攻略法として、ゴトー日の仲値を狙って取引すると、高確率で勝てると言われています。
「勝てる」ということは、為替レートの動きを高い精度で予想できることを意味します。
なぜ、ゴトー日だと勝率アップする可能性があるのでしょうか。
理由を深掘りしていきましょう。
円安になりやすいため
ゴトー日になると、国内の企業は海外の企業への支払いのために、手持ちの円を金融機関でドルに両替します。
多くの企業が円をドルに両替すると、金融機関が所有するドルが不足してきますね。
金融機関は、仲値不足を解決するために、為替市場で円を売ってドルを買うことになるのです。
このように、ゴトー日ではドルを買う動きが通常よりアクティブになるのでドルの需要が高まり、一時的に円安ドル高になる短期トレンドが形成される確率が上がります。
したがって、ゴトー日を取引のターゲットにすると、勝率アップが期待できるのです。
取引すべき時間帯がわかりやすいため
ゴトー日になると特に、仲値が定まる9時55分に向けて、ドル買いによる円安ドル高の傾向が強まります。
9時55分以降はドル売りが一斉に行われることにより、円高ドル安の傾向が強まるとされているのです。
この理由は、企業の決済が終わって、残った過剰のドルをドルが高いうちに売ってしまおう、と考える金融機関が多いなどが考えられます。
勝率アップが期待できるポイント
9時55分を狙ってドル高を予想してHIGH(ドル高)で申し込む。
9時55分以降のドル安を見込んで、仲値が決まった後にLOW(ドル安)で申し込む。
このように、取引を狙う時間帯がある程度限定されるので、仲値ゴトー日手法は初心者も容易に実践できる理由の一つとされています。
ゴトー日に頼りきった取引は危険
ゴトー日の仲値が決まる時間帯に狙いどころを絞って申し込めば必ず勝てる、というほどハイローオーストラリア取引は甘くないのです。
確かに、ゴトー日の9時55分までの過程でドル高が進み、9時55分以降にドル安が進む割合は、すべてのゴトー日の6割くらい。
まったくのランダムである5割より多いというデータもあります。
しかし、ゴトー日には円をドルに両替する企業だけでなく、ドルを円に両替する企業も当然あります。
そして、要人の発言内容や重要な経済指標の発表など影響するため、9時55分にかけていつもドル高が進むとは限らないのです。
すべてのゴトー日の取引に参加できるのは専業トレーダーになるため、会社勤めの方は全てのゴトー日にエントリーするのが難しいでしょう。
よって、取引に参加したゴトー日がドル高になる確率は、さらに限定的と推定できます。
ゴトー日に申し込めば、やみくもに申し込むよりも勝率がアップする見込みはあります。
しかし、必ず勝てるわけではないので心に留めておきましょう。
仲値ゴトー日手法のやり方
では、仲値ゴトー日手法のやり方を詳しく説明します。
取引のターゲットが仲値に決まっているので、初心者でも簡単に使えるのが大きな特徴です。
9:30にエントリー
先ほど述べたとおり、ゴトー日においては仲値が定まる9時55分に向かって、円安ドル高が進む傾向があります。
したがって、9時30分にHIGHで申し込む、つまり、ドル高を予想して申し込むのです。
この場合、9時~10時の1時間取引の途中で申し込むことになります。
10時にLOWでエントリー
ゴトー日というのは仲値である9:55にドル高状態が狙えますが、仲値以降は下降することが多いです。
具体的な時間をいうと、10~11時の1時間で価格が落ちてくる傾向にあります。
仲値が定まる9時55分に向かって円安ドル高が進むのに対し、10時以降の下落タイミングは非常に予測しにくいです。
10時にいきなり下がったり、10時30分から徐々に下がってきたりと動きが不規則なのが特徴。
そのため、1分や3分のような短期取引だと予想が難しいので、1時間取引でLOWでエントリーするのが勝率アップにつながるでしょう。
金曜日のゴトー日が勝ちやすい!?
茨城大学大学院理工学研究科の鈴木教授は、仲値トレードの研究で約8年間の仲値のデータを分析しました。
その結果、ゴトー日の中でも特に金曜日とゴトー日が重なる日は、通常のゴトー日に比べてドル高になりやすいことが統計的に分かった、とのことです。
今回の仲値トレード検証は、2018年4月から始まったマネックス証券との共同研究の一環です。10月に学内で中間発表を行い、電子情報通信学会総合大会(2019年3月)での発表に至りました。
この研究ではまず、収集した為替レートのデータを使って、まったくのランダムである確率50%(ドル高になる確率とドル安になる確率は半々)を基準として設定しました。
そして、ゴトー日のレートに意味のある差があるかを統計的仮説検定という方法で検証することで、信憑性を高める工夫をしています。
この内容は、2019年3月に電子情報通信学会の総合大会において、「外国為替市場におけるゴトウビアノマリーの有用性検証」と題して発表もされました。
アノマリーとは
合理的な理由はないが投資家に共有される事象のこと。
経験則に基づいた「当たる」というはっきりとした理論的な根拠がないマーケットの流れで、投資家の間で噂として広まったものです。
時期(季節のアノマリー)
1月 | 1週目がドル安の場合、1か月間ずっとドル安になりやすい |
2月 | 米国債券の利払いがあるため、ドル安になりやすい |
3月 | 日本の輸出企業が本決算をし、外貨を円に換えるため円高になる |
4月 | 日本企業の年度初めで、円安になりやすい |
5月 | GW中に海外旅行者が増加。円を外貨に換える人が増え、円安になりやすい。 |
6月 | GW後に円高になった傾向が円安に転換する可能性が高い。 |
7月 | サマーラリー(夏の株高)により、リスクオン(投資家がリスクを取る状況)の円安になりやすい。 |
8月 | 米国債券の利払いにより円高ドル安になりやすい。 |
9月 | 日本企業の中期決済のため、円転換により円高になりやすい。 |
10月 | 世界的な株価の下落が多い。株価が下がると円高になりやすい。 |
11月 | 9~11月の相場はほとんど同じ。 |
12月 | 欧米企業の決算期。外貨資産をドルに換えるためドル高になる。 |
残念ながら、金曜日のゴトー日にドル高が進むことについて、明確なロジックは分かっていませんが、昔の米相場時代の資金決済の名残が残っているのではないか、と鈴木教授は推測しています。
この情報をもとに考えると、ゴトー日の中でも金曜日の仲値に集中して取引すれば、より勝率アップが望めると言えるでしょう。
2021年のゴトー日カレンダー
2021年のゴトー日は以下となっています。
1月 | 5日(火) | 8日(金) | 15日(金) | 20日(水) | 25日(月) | 29日(金) |
2月 | 5日(金) | 10日(水) | 15日(月) | 19日(金) | 25日(木) | – |
3月 | 5日(金) | 10日(水) | 15日(月) | 19日(金) | 25日(木) | 30日(火) |
4月 | 5日(月) | 9日(金) | 15日(木) | 20日(火) | 23日(金) | 30日(金) |
5月 | – | 10日(月) | 14日(金) | 20日(木) | 25日(火) | 28日(金) |
6月 | 4日(金) | 10日(木) | 15日(火) | 18日(金) | 25日(金) | 30日(水) |
7月 | 5日(月) | 9日(金) | 15日(木) | 20日(火) | 21日(水) | 30日(金) |
8月 | 5日(木) | 10日(火) | 13日(金) | 20日(金) | 25日(水) | 30日(月) |
9月 | 3日(金) | 10日(金) | 15日(水) | 17日(金) | 24日(金) | 30日(木) |
10月 | 5日(火) | 8日(金) | 15日(金) | 20日(水) | 25日(月) | 29日(金) |
11月 | 5日(金) | 10日(水) | 15日(月) | 19日(金) | 25日(木) | 30日(火) |
12月 | 3日(金) | 10日(金) | 15日(水) | 20日(月) | 24日(金) | 30日(木) |
祝日や祝前日のゴトー日に要注意!
前述のとおり、ゴトー日は5と10のつく日が基本で、土日に当たる場合は、前の金曜日に前倒しされます。
祝日に当たる場合も前日に前倒しされるので、取引のタイミングを逃さないように注意しましょう。
また2021年は、東京オリンピックの開会式に合わせて、7月の第4週に連休があるため、ゴトー日の続く日があるので注意が必要です。
東京オリンピックの延期が反映されていないカレンダーも出回っていますので、お手元のカレンダーをよくご確認ください。
まとめ:仲値ゴトー日手法は明確な根拠がないアノマリー
金曜日のゴトー日は、9時55分にかけて仲値ゴトー日手法が威力を発揮する可能性が高い
しかし、仲値ゴトー日手法は明確な根拠がないアノマリーなので、頼りすぎは禁物
仲値ゴトー日手法はハイローオーストラリア取引の攻略法としてよく聞く手法ですが、必ず勝てるとは言えないアノマリー(法則や理論から合理的な説明ができない現象)です。
為替レートが変動する要因は複雑で、さまざまな要因が複合して決まるので、為替レートの動きを単純に考えることはできません。
しかし、初心者でも簡単に実践できたり、学会でも発表されていたりすることもあり、単純ですが注目されている手法です。
いきなりリアルトレードで仲値ゴトー日手法を使うのは怖いと思うかもしれませんので、まずはデモ取引でテクニックを体験してみることをおすすめします。
ハイローオーストラリアの公式サイトでデモ取引を行えますので、効果を確認してみるといいでしょう。
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ハイローオーストラリアは簡単に稼げるので、始めるか悩んでいる。
ネット上の口コミを見ると、投資を始めるかとても不安になりますよね。
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